彼・彼女と破局してから復縁を成功させるためには、大きな意識的な転換を求められることがあります。今までとは違うものの考え方やとらえ方、行動をすることが、最終的な結果に影響するのです。
本記事では、「復縁を目指す際に手放すべき４つの考え方」と題して、特に復縁に悪影響を及ぼす考え方について紹介します。
以前紹介した「復縁の成功を妨げるネガティブな「マインド」」も一緒に読むとより理解が深まるかと思います。
さらに、記事の最後には、このようなネガティブな考え方を生み出す「根本的な原因」についても簡単に触れました。簡単なことではありませんが、原因を克服することができれば、恋愛はもちろんのこと、その後の人生にも良い影響を与えるでしょう。
「復縁が悪いことだ」という考え
自分を卑下したり責めたりする考え方
「相手をコントロールしたい」「支配したい」という考え
依存的な恋愛観
それぞれを手放すべき理由を詳しく解説していきます。元カレ・元カノと復縁したい方は、ぜひ参考にしてください。
「復縁するのは悪いことだ」という考えを手放す
「元恋人との復縁を悪いことだ」と考えるのは、最もよくある間違いの1つです。
このような考えは、罪悪感や恥ずかしさ、後悔の念からくるという人が少なくありません。その考えにとらわれると、実際には復縁の可能性があるにも関わらず、早々にあきらめてしまうのです。
しかし、恋愛は2人でするものであり、2人が一緒にいたいと思うのであれば、それは悪いことではありません。元彼と復縁することが悪いことだという考えを捨てることが、復縁への第一歩となります。
近しい人（家族や友人など）が、復縁に対してネガティブな意見を持っていることもよくあります。あなたにアドバイスと称して、復縁を諦めるよう説得する場面もあるでしょう。
「復縁は悪いことだ」というのはさまざまある意見の一つに過ぎません。冷静になって、復縁が自身にとって良いものだと思うなら、たとえ友人でも意見を鵜呑みにせず行動しましょう。
自分を過剰に責めることをやめる
もう一つ、人が犯しがちな過ちは、別れたことを過剰なまでに自分のせいにしてしまうことです。
このような否定的な態度は、自信喪失、罪悪感、低い自尊心につながり、元カレ・元カノとの復縁をより難しくするばかりです。特に別れたばかりは、「自分はなんてダメなんだ」「配慮できなかった」と自分の悪いところにばかり目が行きがちです。
それよりも、起こったことを客観的に考え、二人の関係のポジティブな側面に焦点を当てるようにしましょう。元恋人と復縁するためには、責任を取り、自分を許す気持ちを持つことが必要です。
相手をコントロールしようとしない
「相手をコントロールしようとしてはいけない」と言われると、「そんなことするわけない」と反論したくなる人もいるでしょう。
しかし、相手をコントロールしようする人、支配しようとする人は、ほとんどの場合「無自覚」です。自分では気づかない内に、相手に自分の都合や価値観を押し付けて行動を制限しています。
あなたは「相手をコントロールしようとしていない」と自信を持って言えますか？
支配欲・コントロール欲が出るときは、決まって先に”相手への勝手な期待”があります。
期待は自分の望む結果があるときに沸き上がるものです。その期待が強くなれば強くなるほど、コントロールしたい欲求も強くなってしまいます。
矛盾しているように思えますが、復縁を成功させたければ相手が変化することを期待する姿勢は捨てるべきです。
一度、すべての期待を捨て去って、ありのままの相手を観察してみましょう。すると今まで見えなかったものが見えるはずです。相手をコントロールしようとするのではなく、相手の気持ちやニーズを理解することに集中し、相手が愛され尊重されていると感じるようにしましょう。
そうすることで、2人がより強い絆で結ばれ、復縁しやすくなるはずです。
「依存的な恋愛観」を見直す
「依存的な恋愛観」と言われてもピンと来ないという方もいることでしょう。
一言で言うなら、
「あなたがいなければ私には存在価値がない」
という考えです。自分の存在価値が自分以外の人にゆだねられいてる状態です。
その強度は人それぞれ違うものの、この依存的な恋愛観はさまざまな弊害を引き起こします。代表的なものを以下に紹介します。
- 「彼・彼女がいなくなるのが怖い」という不安な気持ちを抱きながら付き合う
- 「相手に尽くさなければいけない」と強迫観念的な考え方が生活を支配する
- 「相手が自分から離れないように束縛しよう」という考えから、恋人の自由を奪う
- 常に強い嫉妬心が精神を支配する
- 自分のことをぞんざいに扱った相手に強い怒りを覚えるようになる
- 相手がいないと死にたいと思う
これ以外にも依存的な恋愛観はさまざまな弊害を引き起こします。もしも心当たりがあるなら、たとえ復縁が成功したとしても新たな火種が起きるのも時間の問題です。
相手に依存する傾向があるなら精神的な自立を優先しましょう。
まとめ
今回、「復縁を目指すために手放す４つの考え方」を紹介しました。
- 「復縁が悪いことだ」という考え
- 自分を卑下したり責めたりする考え方
- 「相手をコントロールしたい」「支配したい」という考え
- 依存的な恋愛観
ところで、このような考えが頭をよぎるのはなぜでしょうか？
その根本的な原因は？
その正体は
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・
強い劣等感です。
私たちは多かれ少なかれ劣等感を持っています。他人と自分を比較してしまうと「自分はなんて価値のない人間なんだろう・・・」と落ち込んでしまいますよね？
実は劣等感を抱くこと自体は自然なことです。
問題はそのあとです。
劣等感に対してどのように反応して、どんな行動を取るかであなたの恋愛観はもちろん、考え方も大きく変化します。
以下に例を用意しました。
- 劣等感を克服しようと努力する（反応）
→成長して恋愛も人生にも良い影響を与える（結果） - 相手を見下したり支配したりして劣等感を覚えにくくする（反応）
→劣等感はそのままで疑心暗鬼になる。中身のない優越感に浸る（結果） - 劣等感をそのままにして悲観的になる（反応）
→自虐的になる。自分の存在価値を見いだせない。他人に依存する（結果）
参考図書：嫌われる勇気
もしも根本的な解決を目指したいのなら、劣等感を克服する方法も考えていきましょう。
最初は「嫌われる勇気」という本を読むことをおすすめします。
今回紹介した内容も合わせて、自分自身を磨いて復縁に生かしていただければ幸いです。
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