かなめ(30代 女性)
「彼がなんとなく浮ついている」
女の勘というのはすごいもので、
いつも通り会って、
いつも通りデートして、
同じようなことを話しているはずなのに、
「なんかおかしいな?」って思う時期がありました。態度とか言動がおかしいとかではなく、ただただ「何かがおしい」と思ったんです。
友人の意外なアドバイス
そんな話を友人に話したら
「あ、それ、そろそろ別れを切り出されるかもよ?」
と言われました。実は、私もそんな気はしていたからこそ、すごく納得しました。
そこで「自分の気持ちとしては彼と別れたいとは思わない」と伝えると、友人は「それだったらめちゃくちゃ効果的な方法があるよ」とアドバイスをくれました。
その方法とは・・・
相手以上に
冷めた雰囲気を出す
とのことでした。
「あっそ、じゃあ荷物取りに行くわ」
数週間後、
本当に彼は「ごめん話があるんだけど・・・」と私を近所のカフェに呼び、別れを申し出てきました。
「前ほど好きな気持ちになれない」
「二人の今後のためにも別れたほう良いと思う」
「○※×□△★」
とにかくいろんな理由を並べて、別れる方向に持って行こうとする彼。
彼の長々しい話が終わったタイミングで、私からはこう返しました。
「あっそ。じゃあ今から私の荷物取りに行くわ」
恐らくこんなあっさりと受け入れられると思っていなかったのでしょう。私の返事に、彼は目を丸くして驚いた表情を見せました。
その後、本当に彼の部屋にある自分のものをその日の内にすべて持って出て行きました。
荷物を自分の部屋に運び終わったころにLINEを開くと、彼からのメッセージが来ていました。
彼「○○忘れてるよ」
私「それいらないから、捨てて良いよ」
彼「ごめんね?」
私「は~い、ばいばい」
彼「うん」
それからは、私のほうから一切連絡しませんでした。
「辛くなかったか?」と言われれば、もちろんめちゃくちゃ辛かったです。しかし、事前に友人が話してくれたアドバイス通りになったので、やることはやったという感覚はありました。
1週間も経たずに彼からLINE
別れてから4~5日ほどしたころ、彼から少しずつLINEメッセージが届くようになってきました。
彼「元気?」「前に教えてもらった曲なんだっけ?」「インスタ見たよ」
けど、基本的に本題と関係ない内容は無視しました。
そしてついに観念したのか、
彼「ごめん、俺から別れようって言ったけど、もう一回やり直さない?」
というメッセージが届きました(それにもあえて数時間置いてから返信するという徹底ぶり)。
結果的に、1週間で寄りを戻すことになりました。相談した友人に報告すると「ほらね?」と一言で片付けられました。